もの忘れ

もの忘れ


“もの忘れ”と深く関わっているのは


脳のワーキングメモリーという働き。


ワーキングメモリーとは、


いわば〝脳のメモ帳〟


私たちが何気なくする会話、


料理や買い物などが


スムースにできるのはこれのおかげ。


年齢を重ねるにつれ、


少しずつ増えてくる“もの忘れ”。


その原因となっているのが


「ワーキングメモリー」という


脳の働きの低下だ。

ワーキングメモリーとは、



作業(ワーキング)のための


記憶(メモリー)のこと。


単に記憶するのではなく、


何かの作業をするために


一時的に情報を


とどめておく働きのこと。


たとえば・・・

+レシピを読んでそのとおりに料理をする。

+人に聞いた道順に従って目的地に行く。

+相手に聞かれた質問を覚えておいて答える。



こうした普段の行為において、


ワーキングメモリーを使っている。




ワーキングメモリーは、脳の前頭前野と


海馬の連動によって短期記憶を行っている。


人間の前頭前野は他の動物に比べて巨大で、


ヒトをヒトたらしめている部分。


なので人間は動物の中で


ワーキングメモリーの力が抜きん出て高い。


これがあるからこそ、

+コミュニケーションを取る

+学習をする

+計画を立てる



といった人間らしい活動ができる


・・・つづく

~クロワッサンonlineの記事より~



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