心拍数が下がらない
40代の男性トライアスリートから、「安静時の心拍が下がらない。」というご相談を受けました。この患者さまのトレーニング方法は、運動時の心拍数を目安にして、運動の強弱をコントロールするというものです。
ですので、起床時の心拍数は重要なものとなります。先日、中国で開催されたトライアスロンの試合に出席されて、その後メンテナンスのために来院されました。
私 「試合の結果はいかがでしたか?」
患者さま 「自分では良い結果でしたが、後もう少しで本戦にいけたのに・・・残念」
私 「体調は順調に回復していますか?」
患者さま 「起床時の安静時心拍が53~54回/分と高くて下がらないんです。」
私 「普段はどのくらいですか?」
患者さま 「47回/分です。」
トレーニングを積まれたアスリートには、心拍数が少ないということは稀ではありません。職業やライフスタイルにあった最適な体重があるように、この患者さまの心拍数は、一般的なものよりもかなり少ないものです。
アクティベータ・メソッドによるカイロプラクティック・ケアを終えて、心身条件反射療法による「こころ」と「からだ」の関係性をみてみることにしました。
心身条件反射療法の「緊張パターン絞り込みチャート」に従って、心拍数を上げているソフト面からの原因を調べていきました。
次回に続く・・・