膝の痛み

先週末、「膝を痛めたので病院でみてもらったら、靱帯の損傷かもしれないといわれました。来週の予約はどうしたらいいですか?」と、60代の女性から電話がありました。
 私  「腫れや内出血のような感じはありますか?」
彼 女 「それはないのですが、怖いことをいわれたので、どうしたらいいのか・・・」
 私  「今からいらっしゃいますか?どんな様子かみせていただけますか?」
ということで、ご主人の運転で来院されました。
痛めたときの状況をお聞きすると、坂道でバイクを駐めようとしたら倒れそうになり、倒れまいと踏ん張ったら、右膝の外側に激痛が走ったとのことでした。
歩いたり、しゃがむような動作をすると、右脚の外側から膝の下にかけて激痛があり、どうしようもないということでした。
診療所の先生は「膝の捻挫」と診断され、「もしかしたら靱帯が切れているかもしれない。」とのことで、整形外科での受診を薦められたということでした。
靱帯損傷に関わる整形外科的検査と、半月板の損傷に関わる整形外科的検査を入念におこないましたが、私にはそのような徴候がみられませんでした。
アクティベータ・メソッドのベーシックケアをおこなって、アドバンス・ケアでお尻と太ももの筋肉を調整しました。
 私  「では、歩いてみてください。」
彼 女 「えぇ~、ウソみたい。歩けます。痛くないですね。」
翌日からはアクティベータ・セミナーに出席するため、お休みをいただいていましたので、週明けに来院していただくと、翌日からは普通の生活ができるとのことでした。
彼女の場合、カイロプラクティックが適応できる範囲なのか?ということを見極めなくてはなりません。正統なカイロプラクターは、それができる知識と技術をもっています。
そして、ひとたびその患者さまが「カイロプラクティックの適応だ。」と判断できたときには、何がそのような症状を引き起こしているのか?どうしてそのようになったのか?
患者さまの持っておられる「不快な症状の原因」を取り除くことに全力を注ぎます。一人で悩まないで、お近くの正統カイロプラクターにご相談ください。