カイロプラクティックの方法

カイロプラクティック」というと、「ズレた背骨や歪んだ骨盤をボキボキっとする。」と、イメージされる方が多くみられます。
アメリカでカイロプラクティックが始められて、20世紀中ごろまでは背中や腰をひねるような方法が主流でした。
屈強な男性でも「ボキボキは嫌だ。」と、敬遠されがちでしたから、お年を召した女性になりますと、「私は骨粗鬆症で骨が弱いんです。」とおっしゃって、足が遠のいていました。
1960年代にアクティベータ・メソッドが考えられてからは、そのような不安が解消されました。器具によるカイロプラクティックの登場です。
それ以前から器具による方法も用いられたようですが、どれも満足させるレベルまでは到達しなかったようです。
現代医学も日々進歩し、「腹腔鏡手術」にみられるような、小さな穴を開けて患者さまへの負担を少なくする方法が注目されています。
カイロプラクティックも同様に、患者さまへの負担を最小限に抑えて、不確かな手による方法から、ピンポイントでの「確実なケア」に進歩していくことは当然の流れでした。