2007.07.03 カテゴリ：ブログ

声が出にくい

40代女性　声楽の先生が、「声が出にくい」と、来院されました。彼女はこの秋にリサイタルを控えておられて、それに向けて週末からかなりハードな練習をされていたそうです。
Ｃ－３０００では下部～中部胸椎にかけての反応が強く、背中の筋肉はパンパンに張っている状態でした。
アクティベータ・メソッドでケアを進めていくと、やはり下部～中部胸椎に強い反応がありました。お話しを聞いていると、師匠にかなり「とっちめられた」（？）そうです。
「僕にも覚えがありますよ。師匠をケアする時は、かなり緊張します。いつもなら出来ることも、師匠の前では出来なくなりました。」と、インターン時代の昔話をしました。
話をしていくと気が楽になられたのか、緊張していた筋肉がどんどん緩んでいきました。特に心身条件反射療法を用いたわけではないのですが、結果的に患者さまの「こころ」と上手くシンクロ出来たようでした。