健康を科学するカイロプラクティック  

さて昨日、初期集中ケア段階を終了された方から、「一口に腰痛といっても、いろんなタイプの方があるでしょうから、治療する先生は大変ですねぇ。」というお言葉をいただきました。

この患者さまは、かつて整形外科や整骨院で治療を受けられていて、そこで腰痛を持っている患者さまにに対して、同じ治療がなされていることに疑問を持っておられました。

腰痛の患者さまには、「腰の牽引、電気治療、マッサージ、湿布薬」と、いうのが一般的です。酷い痛みにはブロック注射で様子をみて、場合によっては手術を薦めるという流れです。

これらは、病名という枠組みで考えた治療です。言いかえるならば、ドクターはAさんの病名に対しての治療をおこなうということです。

一方、カイロプラクティックでは、身体を全体で一つとして考えています。腰痛でお悩みのAさんの身体に対してケアをおこなうということです。

私たちの身体は、ロボットや機械のように部品を組みあわせたものではありません。こころを持ったエネルギー体、すなわち生命体なわけです。

ですから、身体が不調を起こしたときには部品の修理をするのではなく、生命の根源である神経のはたらきに着目し、原理原則に則ったケアをおこなうことが大切です。

西洋医学は病気を科学して細分化した結果、木を見て、森を見ずという考え方です。木もみて、森もみるこれが健康を科学するカイロプラクティックの考え方です