風邪に抗生物質

いよいよ「押し迫ってきた!」って感じですね。2008年がもうすぐ終わろうとしています。本日で仕事納めの方々が多かったのではないでしょうか?
今週に入ってからは温度変化が激しくて、体調をこわされる方も多くなりました。中でも「風邪をひいた。」という方が増えました。
YAHOO JAPANの「月刊チャージャー」に掲載中の、関東の某総合病院に務める20年目の内科医「Drホッピー」の記事に興味深い記事がありましたので紹介させていただきます。
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抗生物質なんかで風邪は治らないよん。
病院へ行って「風邪ですね、抗生物質を処方しておきましょう」と医師に言われたら、必ず「なぜ?」と問うてください。だって、ウイルスに抗生物質なんて全く効かないんだぜ。もし効くならインフルエンザなんて抗生物質でやっつけられるはずだろ?エイズだって怖くないじゃん。「
なぜ?」への返答として普通の医師は「二次感染予防です」と説明するはず。二次感染とは、病原体で障害された粘膜は局所の防御機構が弱くなっていて、そのため他の病原体(風邪の場合、ウイルス感染の後の細菌感染)が感染してしまうこと。そいつを予防するために抗生物質を処方するらしい。
しかし、実際の医療現場への厚労省の指導は「予防的な抗生物質の投与は認めない」となっている。手術後の抗生物質の投与でさえ「傷口が膿んじまったら困るから、しょうがねえナ、2~3日なら許してやるわ」となっているのだよ。そして風邪での二次感染の確率は低い。
にもかかわらず抗生物質を飲むってのはおかしくないかい?二次感染の症状はアオッパナ、アオタンの出現じゃ。そうなったら再診してくれ。でも、二次感染しても、ちょいと時間かかっちゃうが、抗生物質を飲まなくても治るんだよな。
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こういう本当のことを「ズバッ」と言えるお医者様は極少数です。ネットならではのありがたい情報です。
通常、カイロプラクティックでは、病名に対してのケアをおこなうことはありません。なぜなら、病名はお医者様がつけるものでだからです。
カイロプラクティックでは、「なぜそのような症状がでているのか?」ということを考えて、その原因の究明をおこないます。
例えば「鼻水が止まらないんです。」という方に対しては、「どうして分泌のコントロールができなくなっているのか?」という具合に考えていきます。
身体をコントロールしているのは脳・神経ですから、それらの「はたらき」を正常にさせることで身体の回復を計ろうとしているのがカイロプラクティックです。
薬に頼らないで、自分自身の「病気を治そうとする能力」を高めること、そして健康を維持することの大切さをこれからもお伝えしたいと思います。