メンテナンス・ケア

50代男性が、定期的にメンテナンス・ケアを受けられています。私がインターンとして勉強させていただいていた頃からの患者さまですから、20年以上カイロプラクティックで健康管理をされてらっしゃいます。
 私   「今日はいかがですか?」
患者さま 「特にここが辛いということはないですよ。」
 私   「いいですねぇ。では、もっと快適に過ごせるように調整しましょう。」
当院ではこういう会話は珍しいことではありません。辛い症状から解放された方々は、「もうあんな辛い思いはしたくない。」ということで、日頃からのメンテナンスを欠かされません。
歯科では「メンテナンス」として通われる方々が増えているようですが、整形外科や整骨院では「メンテナンス」という考え方は普及していないようです。
カイロプラクティックでは、皆さまに「質の高い生活」を送っていただけるように、症状のあるなしに関わらず、様々な検査方法を用いて「神経のはたらき」をチェックしています。
脚長分析、姿勢分析、筋肉反射テスト、コンピュータによる皮膚温度差分析など、「神経のはたらき」をリアルタイムで評価しています。
レントゲン写真やMRIなどの画像診断も大切ですが、画像診断では「ガン・感染・骨折」を調べることができても、「神経のはたらき」を評価することはできません。
なぜなら、画像診断では「患者さまが生きているのか?死んでいるのか?」も判らないからです。カイロプラクティックでは「反射テスト」を基本に身体の分析をおこないます。
リアルタイムで得られた情報から、「今、何をすべきなのか?」という答えが導き出されます。これが「カイロプラクティックの技術」です。
先程の患者さまは、「何のトラブルもないと思って来たけれど、カイロプラクティックを受けている最中から身体が軽くなるのが解るよ。」と、ご機嫌で帰られました。