心の習慣

昨日まで肌寒い日が続いていましたが、今日は梅雨の中休みのようで、温度も高くて夏を思わせる陽気でした。自然環境も、政情も不安定な状態が続いていますが、さまざまな環境に適応できる「こころ」と「からだ」を育てていきたいものですね。

今日は、齋藤 茂太氏著 「ガンにならない」心の習慣 という本に、興味深いページがありましたので、ご紹介させていただきます。

我が身を「丹精込め」て育てる

「養生訓」の貝原益軒がこういっている。

「庭園に草木を植えて愛する人は、朝夕心をかけて水を注ぎ土をかぶせ、肥料を与え、虫を取り去って丹精込めて育て、その栄えるのを見て喜ぶ」と。

そして「我が身のことも、そのように丹精込めて育ててゆこう。」というのである。なかなか、いい言葉だ。

・よく歩く習慣をもつこと。

・大きな声を出す習慣をもつこと。

・情熱を傾けられる仕事をもつこと。

・志をもつこと。

・いい友、いい仲間をもつこと。

・よく働き、よく遊ぶこと。

・いい趣味をもつこと。

・生きる闘志をもつこと。

・希望をもつこと。

・あきらめないこと。

・異性へのときめきをいくつになっても忘れないこと。

・・・・・すべて「我が身を丹精込めて育てる」ことにつながる。

そうやって丹精込めて育ててゆけば、美しい花が咲く。蝶々や蜜蜂が周りを飛びまわる、美しいひとときもやってくる。「その栄えるのを見て喜ぶ」ことができるのだ。

僕は齋藤 茂太氏が提唱するこの「心の習慣」に賛同します。素晴らしい人生の基盤を作るためにも「心の習慣」を、できることから始めていこうと思います。