旬の食材 キャベツ

昨日、大阪管区気象台が、大阪市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表しました。まるで、新年度を迎えるのを待っていたかのようです。気持ちも新たにして、頑張っていきましょう(^^)/

さて、今日は春にちなんだ食材「キャベツ」について、お話しさせていただきます。キャベツの原産地は、地中海沿岸からアジアとされています。日本に初めて伝わったのは球にならない観賞用だったようです。食用としてのキャベツは、明治時代に入ってから伝わったと考えられています。

キャベツには、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果のあるビタミンUとKが含まれています。胃腸薬の名前でも有名な「キャベジン」は、ビタミンUの別名で、胃壁の粘膜を丈夫にし、炎症や潰瘍を予防する働きがあります。

ビタミンKには血液凝固作用があり、潰瘍で出血した傷口をふさいでくれます。ビタミンCの含有量が多く、特に芯の周辺に多く含まれているので、芯も残さず料理に使いたいですね。

ビタミンUやビタミンCは熱に弱いので、サラダやジュースなどで摂るのが効果的です。その他、「春キャベツのおかかしょうゆ和え」やキャベツの甘味を存分に味わえる「キャベツのコンソメ煮」も美味しいですね。