旬の味覚「牡蠣」

今週に入って、急激に寒くなりました。今朝、毛糸の帽子をかぶって、いつものジョギングコースに向かって歩きながら、こんなことを考えていました。
「こんなに寒くて、まだ暗い朝から僕は何をやってるんだろう・・・」そこに同じようような出で立ちの方が、両手にダンベルを持ちながら元気にウォーキングをされていました。
「うぅ~~~~ん、凄い!」と、妙な感動と仲間意識が芽生えた瞬間、あまりの寒さで顔を引きつらせながらニヤニヤしていました(^_^;)
さて、今日の旬の食材は「牡蠣」です。以前にも取り上げたことのある食材ですが、やはりこの時期にははずせない食材の一つです。
世界中で食べられてきた「牡蠣」は、「海のミルク」とも称されるほど栄養の供給源として優れています。
タウリン、グリコーゲン、タンパク質、ミネラル、ビタミンが豊富です。タウリンは、血中コレステロール値の上昇を抑える効果があります。
また、アルコールの分解を助けるなど、肝臓の負担を軽減する働きがあります。お酒の肴に「酢牡蠣」や鍋物に入れてたりするのも良いですね。
グリコーゲンは体内に入ると、すぐにエネルギーとなって脳や肝臓のはたらきを活発にさせてくれますから、年末の疲れた身体にピッタリです。
多く含まれる亜鉛は、細胞や組織の新陳代謝を促進し、皮膚や髪、爪に潤いを与え、ツヤを増し、健康に保ちます。
また、免疫機能を正常に保って、ウイルスの進入を防ぐはたらきがあります。 風邪をひきやすくなる冬の季節が、牡蠣の旬であるということは納得できます。
かきフライ、かき飯、かき雑炊、グラタン、オイスターチャウダー、茶碗蒸しなど・・・いろんな楽しみ方がありますね。