秋の味覚「牡蠣」

海の幸を凝縮させたほど、その栄養が豊かな食品「牡蠣」は、「海のミルク」ともいわれています。
牡蠣に含まれる栄養分は、なんといっても「亜鉛」です。牡蠣は食品の中でも 類をみないほどの含有量があります。
亜鉛が欠乏すると、「味覚障害」が起きたり、「皮膚の角質化」や「傷が治りにくい」などの症状があらわれます。
このように、亜鉛は私たちにとって大切な成分で、1日に15mgを摂取することが望ましいとされています。 
牡蠣は季節によって変化があるとはいえ、100g中に18~33mg含まれています。 1日に3~5個の牡蠣を食べるだけで、亜鉛の摂取は十分 です。
その他の栄養成分として、タウリンが含まれていて、「血中コレステロールの低下」「血圧の降下」「肝臓の解毒作用の向上」なども期待できます。
ビタミンB1は「脳の中枢神経」、「手足の末梢神経」のはたらきの調節、ビタミンB2は動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。
これからの季節には鍋物に入れたり、フライにしたり、その他「ゆずポンおろし」やグラタンも美味しいですね。大阪人としては「お好み焼き」がはずせません(^_-)