2008.06.10 カテゴリ：ブログ

急な腰の痛み

昨日と今日は、急な症状を訴えられる患者さまが多くみられました。中でも「腰の痛み」と「首の痛み」にお困りの方々が多かったです。
私たちの身体は、五感というセンサーに入力された刺激に対して、どのように対応するのか脳がコントロールしています。
そして脳から発せられた「神経のはたらき」で、「骨格」や「内臓」そして「ホルモン」などのにも命令が伝達されます。
日常生活でこのような「神経のはたらき」が正常であれば、身体内外のバランスが正常に保たれて、「こころ」も「からだ」も健康になることができます。
しかし、この「神経のはたらき」は、常に正常を保つことはほとんどありません。なぜなら、身体はストレスに敏感に反応するからです。
梅雨に入り、不順な天候、温度や湿度など・・・環境の変化に身体が適応できなくなったときに、不快な症状が現れています。
これらは「気候的ストレス」に上手に適応できなかった結果です。その他、「精神的ストレス」が関わって、神経は元気が出すぎたり、元気がでなかったりして、神経の流れが乱れます。
このように「神経のはたらき」が異常を起したときに、筋肉や内臓が正しく働かなくなって、身体の調和が乱れてしまって、不健康を招き病気やケガを起こします。