お腹が張る

メンテナンスで来院されている60代の女性が、「最近、お腹が張るし、ガスの臭いが強い。」と、おっしゃいました。
「外出するのも恥ずかしいし、気が緩む間がない。」とのこと。食べるものにも気を遣われていて、毎日の食生活では今までとは特に変わりはないそうです。
コンピュータ式サーモグラフィC-3000では、副腎に影響を及ぼすところに強い反応を示しています。その部分にポンピング検査をおこなうと、痛みを伴いました。
 僕  「いつ頃からそのような状態ですか?」
彼 女 「1ヶ月前ぐらい前からです。」
 僕  「何か精神的なストレスを強く感じてらっしゃいませんか?」
彼 女 「その頃に強烈に感じる出来事があって、それからなんです。」
様々なストレスをが感じると、自律神経の交感神経が優位に働きます。このとき、消化器でのストレスサインには、次のようなことが起こります。
・胃での消化が上手くできない
・吐き気や嘔吐
・胃の不快感や痛み
・下痢やガスが溜まりやすい  などなど
彼女の不快な症状は、その「精神的なストレス」から引き起こされたものと推察できます。このような状態では、筋肉の収縮状態が延々と続いて「肩こり」や「腰痛」が強く表れます。
精神的ストレスなんて・・・と、思われるでしょうが、現代は「肉体労働」から「精神労働や頭脳労働」に変化していますので、健康を損なう要因は「こころ」に大きく傾いてきています。