椎茸

椎茸は日本で最も栽培量の多い「きのこ」です。本格的に食用にされたのは室町時代といわれています。日本料理や中国料理には、欠かせない食材の一つです。
椎茸は、血圧や血中コレステロールを下げる「エリタデニン」が豊富で、高血圧や動脈硬化の予防や改善に効果があります。
また、抗ガン作用のある「レンチナン」も含まれています。そして、椎茸には「エルゴステロール」という成分があり、紫外線にあたるとビタミンDに変わります。
椎茸を煎じたものを飲むと、暑気あたりに効果があります。高血圧や動脈硬化の予防には、アスパラガスと一緒に煎じたものを、糖尿病予防には、そらまめと一緒に煎じたものを飲むと効果があります。
アルミホイルでくるんで黒焼きにし、すりつぶしたものにお湯を入れて飲むと、尿管結石や腎臓結石に効果があるといわれています。