夏バテの予防には、水と栄養、そして良質で十分な睡眠が必要です。人生の1/3は眠っているといわれますから、睡眠の質、長さ、入眠の直後・起床の直後の過ごし方は、「栄養の採り方」と同じぐらい大切です。
昔から「枕を高くして眠る」という言葉は、「安心して眠る」という意味で使われますが、この「高枕」は安眠の妨げでしかありません。
枕が高いと首が曲がります。首を曲げていることは余分な力を使って眠ることですから、エネルギーの無駄使いになってしまいます。
「高枕」は首が曲がり、ノドが圧迫されるので呼吸がしづらくなります。鼻呼吸だけでは苦しくなり口呼吸になるわけです。
さらに首を曲げた状態で眠っていると、舌の付け根がノドを塞ぎます。これは場合によっては「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こします。
本来の枕は、頭を支えるのではなく「首を支える」ためにあります。ご自身にぴったりの枕を、カイロプラクターにご相談されてはいかがでしょうか?