めまい

めまい


男子中学生が来院。


2ヶ月の間、めまいに苦しんでいるという。


学校に行っても授業には出られず


保健室で過ごしているらしい。


待合ブースでの彼の姿勢は、


両腕を膝について前屈み。


自分で身体を支えていることも辛そう。


血圧計


当院では、カイロプラクティック前の


バイタルチェックをおこなう際


両手首で血圧と脈拍の測定をおこなう。

 
彼の血圧には10ポイントの左右差。


大脳の左右の働きに偏りがあることを意味する。


口の中を覗いて、口蓋筋や舌の動き、


そして、筋力検査で大脳の偏りを特定。




3つのバランステストで、


前庭小脳の偏りを特定した。


めまい・・・さもありなん!


といった検査結果。


頸椎


これまでのカイロプラクティックでは、


めまいをお持ちの方へは


首の状態を精査して調整することが多かったが、


コンピュータによる脊柱両側のサーモグラフィ検査では


彼の首周辺に大きなトラブルはみられなかった。


対光反射


そこで、瞳孔へ光を当てて、


カイロプラクティックの調整に、


脳がどのくらい耐えうるかをチェック。


今の彼には、首への調整はできるものではなかった。




それでは・・・どうするか?




脳からできるだけ遠い箇所から調整する。


すなわち、足からのアプローチ


シンクロ・アジャスティング・メソッドによる


足の固有受容器、深部感覚受容器に働きかけて


彼の持つ 自分で治す力 を発動させる。


シンクロナイズド・アジャスティング・メソッド


シンクロナイズド・アジャスティング・メソッドは、


痛みもなく、関節をボキッ!としない


身体に穏やかな方法なので、


脳に大きな負担をかける心配がない。




両足を検査すると、


過去に足首を痛めた痕跡。


クラブ活動で足首を捻挫したとのこと。


普段は痛みがないために


「捻挫は治った。」と思いがちだが、


カイロプラクターは構造だけではなく


身体の機能 特に神経機能を重要視する。


明らかに、彼の足首は正常な働きを失っている。


これでは、足の固有受容器への刺激は歪曲され、


姿勢を維持する筋肉や筋膜は


異常な緊張を作り出してもおかしくない。


これが身体のバランスをとれない元凶。


カイロプラクティックで健康生活


調整前にはできなかった片足立ちは、


足への調整直後に可能となり、


バランステストは大きく改善した。




その後、4回の調整でめまいは消失。


現在、勉学に励みクラブ活動も再開している。



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