老化の始まりは筋肉の衰え
一般的に老化現象というと、
「顔のシワや白髪が増えた。」
「体型が崩れた。」
「太りやすくなった。」
と、外見のことを口にされることが多いようです。
ヘルスケアをおこなうカイロプラクターは、
「筋肉の衰えや筋肉量が少なくなる。」
「体脂肪量が増える。」
「関節の動く範囲が狭くなる。」
などなど・・・と考えます。
筋肉の量があれば、
「筋持久力」が身体に備わっていますから、
より長い時間歩いたり、
より長く立ったりすることができます。
全身の筋持久力が低下していますと、
階段での息切れ、
立ち仕事がしんどいなど
すぐに疲れてしまいます。
電車に乗っていると、
比較的若い人たちが、
出入り口付近で扉にもたれているのを
目にすることが多くなりました。
男女に限らず若い人たちの
足の筋肉が弱くなっているのでしょう。
「年をとって太りやすくなった。」
という声もよく耳にしますが、
それは年齢の所為ではありません。
筋肉の量は20歳前後をピークに、
意識的に運動しなければ、
1年に1％ずつ減ってしまいます。
身体を動かさないと
筋肉の量が減ってしまって、
基礎代謝量が落ちていることが原因です。
筋肉が1kg減ると、1日に50kcalの
基礎代謝が落ちるといわれています。
筋肉を使わずに年1％の筋肉量が減り続けると、
体重が増えていくのは当然のことです。
もし、あなたが若くありたいと願うならば、
先ずは歩くことから始めてみましょう。
1日に5分からでも結構です。
スニーカーに履き替えて、
荷物を持たないで、
少し早足で歩くことから始めてみませんか？
～参考図書 下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」～
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