70代女性の膝痛
70代女性が、左膝の痛みを訴えて来院されました。
「3ヶ月前から、立ったり座ったりするときに、
膝にキリキリッとした痛みがあります。
そして歩いているときには、
時折、膝がグリッという音をたててズキッと痛みます。
その痛みのために、歩くことが怖いんです。
病院では年齢のために軟骨がすり減っている。」とのこと。
彼女のお話を伺いながら姿勢分析をしました。
身体を右に傾けながら、膝を軽く曲げるようにして立っています。
また、膝を外を向けていて、まっすぐにはできない様子でした。
「何が痛みの元になっているのかを検査していきましょう。」
膝関節の動きを検査すると、外側へ捻れたように動きました。
膝の動きに関わる筋肉を検査すると、
ふとももの前の筋肉が上手に働けていません。
次に、神経のはたらきをコンピュータ・サーモグラフィで見ると、
これらの筋肉をコントロールする腰に大きな反応がありました。
ここで、通常のカイロプラクティックをおこなう前に
シンクロ・メソッドで分析しました。
大切なことは・・・
外を向いた膝は、膝が悪いのではないということです。
その下の足首、そして足が支えきれなくなったために
不必要に筋肉を緊張させて
一生懸命に身体を支えようとしたことへの結果です。
膝にシンクロする足の関節を調整すると、
その場でまっすぐに伸ばせるようになりました。、
そして、腰にシンクロする足の関節を調整して
膝の動きに関わる筋肉を検査すると、
しっかり力が入るようになりました。
後は、全身をコントロールしている神経系を調整するために
身体に優しい刺激のアクティベータ・メソッドによる
カイロプラクティックをおこないました。
ベッドから降りていただくと・・・
「まっすぐ立てます！！
膝が軽くなっています！！」
しかし、カイロプラクティックはこれで終わりではありません。
痛みのない健康な生活を取り戻すための計画をたてます。
先ずは、施療するペースと回数。
病院でいうところの、薬を飲むペースと回数でしょうか。
気が向いたときだけの施療は、効果的ではありません。
膝の動きが悪くなってから3ヶ月が過ぎています。
痛みのために動かなくなってらっしゃったので、
自宅で実践していただく運動が必要になります。
彼女にはできるだけ歩いていただくことを薦めました。
そして、自信がついてからウォーキングにステップアップしました。
彼女は、これらの計画を見事にクリアして、
痛みのない生活を取り戻されました。
あなたのその痛み、年齢の所為にしていませんか？
年齢の所為で、もう治らないと思っていませんか？
「自分の力で、自分の身体を治す！」
にしのカイロプラクティック院では、
自己修復力をアップさせるお手伝いをしています。
大阪市天王寺区で唯一、WHO基準の正統カイロプラクティック
アクティベータ・メソッドとアプライド・キネシオロジー、シンクロラボ・ケアシステム、
心身条件反射療法、新日本延命医学療法、そしてコーチングで皆さまの健康管理を
お手伝いさせていただきます。
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