医心方

先日、NHKの放送で興味深い番組がありました。


タイトルは、「心悩むあなたへ~古の東洋医学~」


古典医学研究家 槇 佐知子先生へのインタビュー形式で


番組は進められていきました。


槇佐知子


槇 佐知子先生は、平安時代に記された


日本に現存する最古の医学書「医心方(いしんぼう)」を


現代語訳されたお方です。


全30巻の医心方には当時の最新知識と技術が紹介されていて、


その内容は現代にも通ずるものがあるとのこと。



番組では、各種疾患に対する療法が紹介されて、


精神的ストレスから起きる病気について取り上げられていました。


平安時代


平安時代には、宮中での足の引っ張り合いや


呪詛(呪い)による恐怖などで、


うつ病やノイローゼなど、


体調を崩すことが記されているとのこと。




ストレス社会といわれる現代ですが、


それが千年以上前から、続いていることに驚きました。


槇先生は、心と身体の関係性を次のように話されました。


心と身体の調和


「人の身体は一国を象徴している。


 精神活動は君主、五臓六腑は臣下・諸侯、手足は民。


 君主がしっかりと世を治めていれば、


 臣下・諸侯や民も平和に暮らすことができる。




 しかし、君主が誤った考えを持っていたり、


 誤った行いをする人だと、諸侯は君主に背くし、


 民はバラバラになって、思い通りに身体を


 治めることはできない。




 だから、治療の根本は精神衛生にあるのです。」




いかがでしょうか?


大河ドラマ「真田丸」にハマっている私には


納得の内容でした(笑)


メンタル・ヘルス


心を含めて身体全体を観ることは、


東洋医学だけでなく、


カイロプラクティック


心身条件反射療法に共通するところです。


身体の不調でお困りの方は


一度ご相談下さい。



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