いくつになっても脳は変化する
米山 公啓医学博士著 世界で一番面白い 脳の地図帳より、
私たちは、いくつになっても
脳は変化して鍛えられる
ということを書かれていましたので、
ご紹介したいと思います。
脳の設計図は自分で書き直すことができる
脳の成長は20歳くらいをピークにして下降してくるといわれている。
したがって、中年以降新しいことを覚えることは、
かなり難しいと考える人も多いだろう。
そういう人たちには
「脳はいくつになっても変化する。」
「脳は自ら再構成をする能力を持っている。」
と脳の働きについてお話しても理解しにくいだろう。
実は、以前は脳には遺伝子によって書かれた設計図があり、
脳はそれによって形成されると考えられてきた。
ところが、脳の設計図は後天的に大きく変わることがわかってきた。
さらに、自分で書き直すことができるのだ。
また、脳には使えば使うほど変化していく性質がある。''''
例えば、コンピュータは同じ計算を何回繰り返しても。
コンピュータの中枢機能であるCPUの処理速度は変化しない。
しかも、人がするように別の方法を考えたり、
自らを進歩させようとすることもできない。
ところが人間の脳は、常に最高速度でものごとを処理するように働く。
そして、より良く活動できるように、自らを変化させていく。
つまり、CPU自体を作り替えていくのが脳なのであり、
それが脳とコンピュータとの大きな違いなのである。
一方、脳が自らを変化させることができるのは、
脳を構成している脳神経細胞の働きによる。
脳神経細胞は、軸索や樹状突起によって結ばれており、
ネットワークを形成しているのだ。
そして、外部から新しい刺激を受けるたびに、
ネットワークは変化していく。
そこで、今までと違った学習を始めたり、新しい情報を与えてやると、
それが脳には刺激となり、ネットワークは次々に変化していくことになる。
つまり、脳を使って鍛えていけば、
記憶力はどんどんアップすることができるわけだ。
さらに、脳梗塞などの病気などで神経細胞のある部分に障害が出ると、
思うように話すことができなくなったり、
手足が自由に動かせなくなる。
ところが、一生懸命にリハビリをおこなうことで、
ふたたび話ができ、手足が動かせるようになる可能性が十分にあるのだ。
世界で一番面白い 脳の地図帳
今までと違った学習を始めたり、新しい情報を与えてやると、
それが脳には刺激となり、ネットワークは次々に変化していくことになる。
これがカイロプラクティックを受けることの恩恵です。
当院ではアクティベータ・メソッドによる
穏やかなカイロプラクティックを提供していますが、
大切なことは刺激の強弱ではなく、
いつ、どこを、どのように刺激(調整)するのか?
患者さまの状態を見極めて施療することが
正統なカイロプラクティックです。
大阪市天王寺区で唯一、WHO基準の正統カイロプラクティック。
アクティベータ・メソッドとアプライド・キネシオロジー、心身条件反射療法、新日本延命医学療法、そしてコーチングで皆さまの健康管理をお手伝いさせていただきます。
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