dis-ease 快適でない状態
健康でもなく病気でもないグレーゾーンを、
東洋医学の言葉を借りて未病と呼んでいます。
カイロプラクティック発祥の地であるアメリカでは、
病気を「disease(ディズィーズ)」と言います。
「disease」は、
「dis」と「ease」
という2つの言葉からできています。
「dis + ease」で、
「dis-ease 快適でない」という意味になります。
カイロプラクティックでは、
この「快適でない」状態を
施療のターゲットにしています。
いつ、どこに、どのような
「快適でない」状態があるのか
を分析、そして調整して、
病気からの回復と予防をおこなうことを目的にしています。
たとえば、頭痛でお悩みの方が来院されたとします。
このとき、この患者さまは頭痛を含めて
快適でない状態に身体があると考えられます。
病院では、
頭痛という症状に焦点を合わせて治療をおこないますが、
カイロプラクティックでは、
頭痛を含めた快適でない状態からの解放に焦点を合わせます。
カイロプラクティックの最大の特徴は、
症状を追わないことですから、
頭痛でお悩みの患者さまに対して、
頭痛のための調整をすることはありません。
養生訓の柏原益軒の言葉に、
「養生の道とは、病にかかっていないときに行うもの」
とあります。
カイロプラクティックは「養生」の一つです。
何事も問題は早い内に解決をしておきたいですね。
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