脊柱管狭窄症と診断されました
60代男性が松葉杖をついて来院されました。
右腰から太ももの裏側にかけての痛み、
ふくらはぎとスネの痛みを訴えられていました。
この痛みは、1ヶ月ほど前に重いものを持ち上げたときに腰に激痛が走り、
翌日には動けなくなって、救急車で運ばれたとのこと。
病院で強力な鎮痛剤をもらって仕事に復帰はしたが、
身体が思うように動かない。
病院でのMRI画像検査では
「脊柱管狭窄症ですね。」と医師の診断。
苦痛に顔をゆがめながら、
「病名はどうでも良いから、仕事ができるようにして欲しい!」
と、おっしゃいました。
「どういったことが、辛い痛みを起こさせているのかを調べましょう。」
と、詳しく検査を進めていきました。
当院では、神経のはたらきをコンピュータで画像に変換する
TyTron C-3000という皮膚の温度を分析する器機があります。
その検査では、MRI検査で指摘されたところに反応はありませんでした。
姿勢と歩行分析では、右のお尻に問題がありそうでした。
神経の反射をみる筋力検査でも、お尻の筋肉に力が入りません。
アクティベータ・メソッドによるカイロプラクティックを進めていくと、
やはり、右のお尻に関係する神経のはたらきに問題がみられました。
身体に優しい最新の器具を使って、その神経のはたらきを整えて、
全身の神経バランスを調整しました。
そしてお尻の筋肉を調整して、ベッドから降りていただくと、
「あれ、体重をかけても痛くない。」
歩いていただいても、施療前のような歩きにくさはなくなり、
たいそうご機嫌なご様子。
松葉杖にも頼らずに帰られました。
病院では「背骨が神経を圧迫しているから」という
構造的トラブルに着目しての診断でしたから、
「症状がひどくなるようでしたら手術ですね。」となります。
カイロプラクティックでは、その症状が構造的異常が原因ならば、
すぐに病院へ照会することもあります。
ここでいう構造的異常とは、骨折や脱臼、そして腫瘍などです。
WHO基準のカイロプラクターは、それらを鑑別するための
教育と訓練を受けていますので、どうぞご安心下さい。
今回のケースでは、神経バランスのトラブルと
その神経がコントロールしている筋肉に原因があったようです。
最適な神経バランスを脳に教育していくことが大切ですので、
症状が安定するまでは、1週間に数回の調整が必要になります。
カイロプラクティックでは、患者さまの状態や症状によって、
施療の方法や回数もそれぞれです。
テーラーメイドのカイロプラクティック施療で、
身体を回復させるお手伝いをさせていただきます。
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