神経伝達物質と栄養
私たちの脳内には、約1,000億個もの膨大な神経細胞が詰まっています。
そして、これらが神経ネットワークを形成しています。
さまざまな神経伝達物質が神経ネットワークを伝わり、また受け渡されることによって、私たちの身体は上手にはたらくことができます。
私たちが何かを考えたり、喜んだり、悲しんだり、苦しんだり、痛みを感じたりしながら日常を過ごします。
こんなとき、脳内の神経ネットワークをかけめぐっているのが神経伝達物質です。
脳がはたらくとは、ある神経細胞から放出された伝達物質を、別の神経細胞が受け取るということです。
これは、人と人とのコミュニケーションと似ています。「話す人」と「聞く人」がいるからこそ、人のコミュニケーションができるというわけです。
脳が快適にはたらくには、神経細胞同士のコミュニケーションが円滑でなければいけません。
脳を最適にはたらかせるために必要な、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、必須脂肪酸なの摂取量は、個人によって異なりますし、体質や置かれた環境によっては、一日に必要な栄養量を遙かに超える摂取量が必要な場合もあります。
ストレスの影響が大きい方やタバコをすわれる方は、ビタミンCが多く消費されます。
慢性的なストレスにさらされると、脳やからだが大量のノルアドレナリン、コルチゾール、セロトニンなどの伝達物質やホルモンを作って、ストレスや気分の浮き沈みに対応しようとします。
すると、それらの原料となるトリプトファンやチロシンといったアミノ酸が消費されるのは当然ですが、それに加えて、アミノ酸のモデルチェンジの際にビタミンC、ナイアシン、葉酸、ビタミンB6、マグネシウム、マンガン、亜鉛、鉄、なども失われます。
ですから、ストレスが多くなると必要となる栄養素も増えるということです。
そう考えると、私たちは脳に最適な栄養素を供給していないということになります。
それは、「私たちの食事が、栄養面において最適だ。」とは言いがたいこともありますが、
積み重なるストレスのせいで、これらの伝達物質をつくる栄養素の要求量が増えたことにも原因があるようです。
日常生活で脳の働きをよくするには、食べ物から得る栄養素に気をつけると随分違います。
そして、カイロプラクティックと心身条件反射療法で、心と身体に影響しないようにストレス・マネジメントを実行していきましょう。
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