2012.07.24 カテゴリ：ブログ

夏バテを予防　　

近畿地方では梅雨明けと同時に真夏の日差し。毎日のように暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか？

今年は西日本にも節電の要請が来ていますが、どうか身体に差し障りのないように、上手にエアコンを使って下さい。

この時期、上手に体温調節ができない高齢者は、特に熱中症対策が必要です。周囲の方が気をつけるようにしたいものですね。

だからといって、家の中や職場での効きすぎた冷房は、自律神経のはたらきにトラブルを起こす大きな要因となります。

今日来院された方々には、筋肉の強い緊張がみられました。肩こりや寝違い、急な腰痛を訴える方々も多くみられました。

よくお話をお聞きすると、「外気と室温の温度差が極端」だと声を揃えて帰ってきます。

自律神経は、環境の変化に対してどのように適応しようとするのか？と、24時間態勢ではたらいています。

極端な温度変化は、ストレス以外の何ものでもありません。

「夏は暑いからシャワーだけで・・・」なんて方が多いのではないでしょうか？

「暑い時に湯船に入るなんてとんでもない。」と、おっしゃる方々へ

入浴の方法で夏バテ予防はいかがでしょう。

就寝前にぬるめのお湯にゆっくりつかることで、自律神経の副交感神経が刺激されて、リラックス効果が得られて眠りやすくなります。

仕事や人間関係で疲れた身体は、自律神経の中の交感神経が強く働いています。

ぬるめのお湯にゆっくりつかることで、このスウィッチが入れ替わり、自律神経のバランスを整えてくれます。

その結果、免疫力がアップして夏バテを予防することができます。