続報 坐骨神経痛を伴った椎間板ヘルニア

オホーツク海にある発達した低気圧の影響で、日本列島は強い冬型の気圧配置となって、北海道や東北、北陸で大雪が続いています。大阪柏原市でも、時々みぞれが降っていましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

先日、30代男性の右のお尻からふくらはぎにかけての痛みとしびれのケースをご紹介させていただきました。今日は、その後の経過をお知らせします。

1週間に2回、アクティベータ・メソッドによるカイロプラクティック・ケアをおこなって、当初の激痛は大きく軽減したご様子です。鎮痛剤の使用は2回目のカイロプラクティック・ケアから少なくなりました。

ケア後の状態は良いのですが、起床時のお尻の痛みが取れきれず、「激痛が来るのでは・・・?」という不安感がなくなにことはないそうです。この患者さまの症状の原因は、お尻の筋肉のトリガーポイントです。

トリガーポイントの正体は、神経の異常興奮から起こります。神経が異常に興奮した部分の周りの筋肉がしこり状になったもので、手で触るとコリコリしています。

これは、無理な姿勢を続けるなど、慢性的に筋肉に異常が起こっていると、神経がずっと痛みの信号を送り続けることになりますので、異常な興奮状態がおさまらなくなって、トリガーポイントを生み出してしまいます。

また、神経の異常興奮は無理な姿勢だけでなく、痛みの場所を過剰に意識するだけでもおこります。この患者様のように、「激痛が来るのでは・・・?」という不安感が、脳に誤作動を与えてしまい、正常に筋肉が働かなくなります。

今日はアクティベータ・メソッドによるケアに、心身条件反射療法のセルイメージによる調整をおこないました。お尻の激痛で苦しんでいるイメージをしていただきながら筋力検査をおこなうと、全く力が入らなくなることを体験していただくことで、脳が誤作動を起こすことを感じていただけたようです。

年明けからは心身条件反射療法をフルに使って、根本的に治癒できるようにしっかりとお手伝いをさせていただこうと考えています。