多忙であるから病気にかかる

暖かい一日の大阪柏原市でしたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?11月最後のブログですが、「暖かいですね。」というのも変な陽気です。当院周辺の紅葉も、中途半端なまま落葉しています。年々秋が短くなるように思います。

さて、師走を目前にしていますので、久しぶりに「養生訓」に触れてみたいと思います。本日ご紹介する貝原 益軒の「養生訓」は、「多忙であるから病気にかかる」です。

養生三七訓 多忙であるから病気にかかる

山中の人々は長命である。

山中の人々は交際が少なく、

静かに暮らせるからだ。

山の中の暮らしは肉や魚をあまり食べない。

街に暮らす人々は多く神経を使うし、

多忙であるから病気にかかりやすい。

現代の山中に住む人達は、以前と比べて肉も魚も手に入りやすいでしょう。益軒の時代と生活スタイルは大きく変化しているでしょうが、「多忙は病気にかかりやすい」とは、いつの時代にも共通していることではないでしょうか?

仕事で忙しいというだけでなく、夜遅くまでテレビやゲーム、パソコンとにらめっこ。そして、携帯電話でメールチェックなどなど・・・現代人は休息することなく、深夜まで活動しています。

12月に入りますと、何かと慌ただしく一日が過ぎてしまいがちです。できるだけ時間に余裕を持って行動したいものです。私たちの身体をコントロールしている脳・神経系は、24時間はたらきずくめで頑張ってくれています。

意識して休息をとることを心がけましょう。一日の疲れをとるのは入浴ですから、シャワーだけで終わるのではなく、湯船にゆったりと浸かって、次の日に備えて身も心もリセットしましょう。

そして、定期的なカイロプラクティック・ケアは、快適な生活を送るためにはなくてはならないものです。にしのカイロプラクティック院は、忙しさでまいってしまった心と身体をリセットできるように、全力でお手伝いさせていただきます。