手遅れになる前に

今日は11月22日、語呂合わせで「良い夫婦の日」だそうです。僕を含めてですが、みなさま奥様を大切にしましょうね。そして、旦那様を大切にしましょう。いつまでも良い夫婦でいたいものです(^o^)

さて、今日は当院で施療中の会社経営者のお話です。

この方は、腰痛と肩関節の痛みを訴えて来院されました。カイロの受療歴は10年を越えていますが、未だに治ることができていません。

というのも、アクティベータ・メソッドによるカイロプラクティックで数回の調整をおこなうと、ほとんどの痛みが軽減するか痛みはなくなってしまいます。しかし、それは痛みが取れただけであって、治ってはいないのです。

当院では次のように健康回復のためのプログラムを提案させていただいています。

Step.1 つらい症状を解消することを主眼において、「神経のはたらき」が異常になっている箇所を集中的に施療します。

Step.2 つらい症状から開放された後で、本来の健康(Wellness)を取り戻すまでの段階です。

Step.3 健康の維持・増進するための段階です。「真の健康」を得て、より良い人生を送ることを目的としています。

以上3つのステップを上っていくことで、本来の健康を取り戻せるようにお手伝いをさせていただいています。前述の会社経営者は、痛みが取れたとたんに「仕事が忙しいので、時間が空いたらまた電話します。」といって、先の予約をキャンセルされます。

患者さまのニーズから考えるとそれで良いのかもしれませんが、カイロプラクターの立場から考えると、3つあるステップの1つしか上っておられませんので、健康というゴールには行き着くことはできません。

ですから、腰痛と肩関節の痛みが慢性化してしまって、10年もの間苦しんでいらっしゃるのです。

手遅れになる前に、スケジュールを調整しましょう!

このような慢性的な身体のトラブルでは、その効果が持続できるようにしなければ、長年のクセのようになった「身体の使い方」を変えることが難しくなります。

ですので、この患者さまには「症状の有る無しに関わらず」定期的なカイロプラクティック・ケアをお薦めしました。

適切なカイロプラクティック・ケアの回数と頻度は、お医者様の処方される薬と同じです。「薬をどのくらい飲むのか?いつ飲むのか?」は、患者さまが決めることではありません。

正統な教育を受けたカイロプラクターは、先ず患者さまの利益を優先して、適切なケアをおこなっています。お身体のことでお困りのとき、遠慮なくご相談下さいませ。