雨奇晴好

今日から7月の始まりです。早いもので、今年も半分が過ぎたのですね。今日の大阪は朝から雨模様で、連日の強い陽射しから解放されてホッとしています(^^)/ 毎日暑い日が続いていますが、上手に乗り越えていきましょう。

今日は、「ふっと心がかるくなる 禅の言葉」よりご紹介させていただきます。

雨奇晴好(うきせいこう)

「雨もまたよし、晴れればまたよし。」そんな何ものにもとらわれない心境を表す言葉です。「気が滅入りがちな雨の日も、あるがままに景色を見ればいつもと違って面白い、これにちゃんと気付いて雨も楽しもうよ。」というプラス思考的な解釈もできます。

雨だからと、人前で憂鬱そうな顔を見せたり、約束の時間に遅れたり、ということはありませんか?自分の気が晴れず、行動も鈍くなっているのを「雨のせい」に責任転嫁していたらお天道様に叱られます。

じめついた顔より、晴れ晴れした顔でいましょう。花や緑が色鮮やかになり、カタツムリやアマガエルが顔を出したりする雨の日を楽しむ気持ち、これもけっこう大事です。

ジャズのスタンダード曲に「降っても晴れても(Come rain or come shine)」という歌があります。雨が降っても、晴れた日も、ほかの誰もが愛せなかったほど強く君を愛してみせる・・・という内容のラブソングです。

お金があったりなかったり、曇りの日や晴れの日やいろいろあるけれど、僕は君といつも一緒、幸せも不幸も一緒、という「雨奇晴好」的な歌詞が聞けます。

僕たち夫婦も結婚19年、交際期間を含めると四半世紀一緒に過ごしていることになります。その間、晴れの日もあれば、雨の日もあり、暴風雨が吹くこともしばしば・・・

ジャズの曲のようにはちょっと照れくさいですが、あらためて妻はかけがえのない存在だと感謝しています。