生きた水

昨日、四国・中国、そして近畿地方が梅雨入りしたとみられると気象庁の発表がありました。近畿は12日早い入梅だそうです。入梅と聞いただけで、「ジメジメ」、「蒸し蒸し」と、嫌ぁ~な気分になってしまいます。

にしのカイロ院では、コンピュータ・サーモグラフィTyTron C-3000検査を正確におこなうために、院内の室温は1年中25℃の設定で快適な温度になっています。

一日中、そして一年中、この温度で過ごしている私には、外気との温度差がもっとも身体に影響してしまいます。そのため、開業してから軟弱な身体になってしまいました(>_
この数年、体調と体重の管理をかねて、早朝6時から始める「10分のウォーキング」と「30分のジョギング」、そして「10分のウォーキング」で、あわせて50分間のトレーニングを楽しんでいます。

朝早く起きて、トレーニング前に飲む「グラス一杯の水」、この水のおいしさには格別のものがあります。眠った身体を目覚ませる「魔法の水」です。

口から入った水は、30秒後には胃を通過して、大腸の腸壁から毛細血管に吸収されて血液に入ります。そして、1分後には脳や生殖器へと運ばれていきます。

10分後には皮膚に運ばれて、肌を潤わせてくれます。20分後には、心臓・肝臓・腎臓に運ばれていきます。水は新陳代謝を促すためには、必要不可欠なものです。

ダイエットに効果的な「有酸素運動」は、水泳やウォーキング、そしてジョギングなどの一定の呼吸と運動強度で継続的におこなう運動です。

体脂肪をエネルギーにして燃焼させるには、酸素が必要になります。大量の酸素を身体に摂り入れるためにも、有酸素運動はダイエットに欠かせません。

そして、この酸素を身体中に行き渡らせるのが、「血液」というわけです。運動中は汗をかいて血液が濃くなってしまいがちです。

水を飲むことで血液がサラサラと流れて、酸素を身体の隅々まで送ることができます。体脂肪を効果的に燃焼させるには、水がとても大切な役割をしてくれています。

このときに必要な「水」は、「水分」という枠組みで考えないでください。「水分」というと、果物にも含まれていますし、ビールやコーヒーも水分になります。

身体作りに必要な「水分」は「生きた水」です。「生きた水」とは「湯冷まし」や「電気分解された水」ではなく、「生の水」を意味します。「生きた水」が身体をキレイにしてくれるということです。