アクティベータ・メソッドとは?

昨日の柏原市は、シトシト雨で夜が明けて、日中は曇天ときどき雨と、すっきりしないお天気でした。こういう時は、天気と同じで体調もスッキリしないことが多いですね。

そんな中、肩こりと腰痛を訴えて来院されて、初期集中ケア段階の患者さまが、「以前受けていたカイロプラクティックは、治療が痛くて怖かったんですけど、ここの治療は楽ですね。」と、おっしゃいました。

カイロプラクティックというと、骨のズレを治す治療法だとイメージ慣れる方々も多いことでしょう。これまでのカイロプラクティックでは、「骨がズレて神経を圧迫し、痛みやしびれが現れる。」と、説明してきました。

その骨のズレを、「ボキッ!」と手によって矯正するという方法が、一般的にはおこなわれてきました。この方法には、「怖い」「骨が折れないか心配」と、患者さまにはマイナスイメージがつきまとっていました。

当院でおこなう「アクティベータ・メソッド」という方法は、1967年に始められた比較的新しいカイロプラクティックの方法ですが、創始者Arlan W. Fuhr, DCを中心にして熱心な研究が進められています。

アクティベータ・メソッドの特徴は、これまでのカイロプラクティックが治療対象としてきた「関節のズレ」は、「関節を支えるはたらきの異常」としての「結果である」と、考えているところです。

「姿勢が悪くなる」ことや「背骨が歪む」などの構造的な異常は、それを支える筋肉が上手に働いていないことが原因だということです。

それらの筋肉をコントロールしているのは、「脳・神経系」ですから、どこの「神経のはたらき」に異常があるのかを精査することが大切です。そして、その検査と調整方法の技術体系がアクティベータ・メソッドというわけです。

つづく