食事回数とダイエット

「○○で痩せる」や「○○式ダイエット」は、一年中通してテレビや雑誌などマスコミをに賑わしている謳い文句です。夏場は薄着になりますから、特に女性の感心ごとは「ダイエット」に向かうようです。

今日は「食事回数とダイエット」についてお話しさせていただきます。ダイエットの基本は、1日の摂取カロリーを減らすことです。しかし、しょくじを減らすこととイコールではありません。

1日のトータルとして食べる量を減らすことは必要ですが、食事回数は3回よりも4回、4回よりも5回と、回数を増やした方が、体重を落としやすくなります。

お相撲さんを例にあげてみましょう。お相撲さんは、起床後には何も口にしないで何時間もの朝稽古をこなします。その後、遅い朝食をたらふく食べてからお昼寝、そして夕食をたらふく食べる。

つまり、お相撲さんは1日に2回しか食事を摂っていないということです。お相撲さんは、空腹状態をつくることで、栄養を吸収する能力をアップさせています。

過激なダイエットで、極度の空腹状態をつくると、脳は「生命の危機」と捉えてしまいます。こんなときに胃に食べ物を入れると、生体の防御反応として栄養を最大限に取り込もうとしてしまいます。

ダイエットするためには、なるべく空腹を感じないように1日の摂取カロリーを抑えルことが大切です。そして、、食事回数を減らさないことがダイエットのコツです。