シンポジウムの感想

昨夜、東京で開催されたシンポジウムから帰ってきたのですが、「不況って本当?」と、思うぐらいに、羽田空港はたくさんの人たちで混雑していました。
さて、今年のシンポジウムで印象的なものを3つご報告させていただきます。1つは「カイロプラクティック神経学」で、「これぞカイロプラクティックの科学!」というものでした。
以前から興味のある分野でしたので、症例報告を楽しく聞かせていただきました。来年からは、この分野を勉強してみたいと考えています。
2つめは、「リハビリテーション・トレーニング」と題して講演された岩崎 由純先生の「選手とトレーナーとの関係について」、「こころ」の大切さを学びました。
患者さまとカイロプラクターとの関係も同様で、心に深く響く「言葉」や「態度」が、カイロプラクティック・ケアの軸にならなけらば・・・と考えさせられました。
3つめは、創始者グッドハート先生の言葉を盛りだくさんに話された中塚 祐文先生の「アプライド・キネシオロジー」でした。
中塚先生には、バイタルチェックや理学検査、そして問診から実際の治療に至るまで、毎日の臨床でおこなわれている様子を見せていただくことができました。
実際の臨床についてのお話しは、これまでのセミナーでは教えられることのなかったもので、早速今日の臨床から応用させていただいています。
また、今回は新しい出会いも多く、また交流の輪が大きく広まりました。シンポジウムは学術的な勉強だけでなく、人と人との「大きなかけ橋」となる素晴らしいものでした。