認定アプライド・キネシオロジスト

受講時間が113時間にわたった「アプライド・キネシオロジー(AK)」の講義と認定試験が2008年の秋に終了し、念願の認定証が昨日になってやぁ~っと届きました。
ICAKとは、アプライド・キネシオロジーの発展と拡大を目的とする認定講師と ICAK認定ベーシック100時間コースを 終了した カイロプラクター、医師、歯科医師らによる 世界的な研究教育団体です。
ICAKの組織は、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ドイツ、イタリア、イギリス、スカンジナビアの支部があります。オーストラリア支部は、アジアの地域も含みオーストラレイジア支部になりました。
ですので、私はICAK-オーストラレイジアからの認定アプライド・キネシオロジストして、会員に登録されたということです。
今回、22名の正統カイロプラクターが認定証を手にし、日本では約60名の認定アプライドキネシオロジストが活躍することになりました(大阪府下には2人)。
アプライド・キネシオロジーとは、1960年代にアメリカのカイロプラクターであるジョージ・グッドハートD.C.によって始められた治療システムです。
アプライド・キネシオロジーでは、「構造」、「化学(栄養)」、「精神」の「三要素」から健康が成りたつと考えています。
そして、「健康の三要素」に関わる「5つの項目」を分析・評価して、それらのバランスを回復させて健康に導くことを目的としています。
アプライド・キネシオロジーでは筋肉による反射検査を使って、「5つの項目」を分析・評価していきます。
・「神経のはたらき」と「構造」との関係
・特定の「臓器」への「リンパ循環 」の関係
・特定の「臓器」への「血液循環」の関係
・「硬膜の緊張」と「脳脊髄液」の流れ
・中国医学の経絡(気・エネルギーの循環)
アプライド・キネシオロジーの特徴は、「筋肉」を「神経のはたらき」 の指標としてとらえることで、「からだの機能障害」をみつけることです。
この「からだの機能障害」を見つけるために解剖学や生理学はもちろんのこと、運動学、整形外科学、神経学、栄養学そして中国医学までカバーしています。

「アプライド・キネシオロジー」は、「神経のはたらき」を改善するための「治療の集大成」ともいえるでしょう。

当院でおこなうカイロプラクティック・ケアは、「アクティベータ・メソッド」と「アプライド・キネシオロジー」によって総合的な分析をおこない、確実なケアを目指します。
認定アプライド・キネシオロジストの名を汚さないように、また、患者さまからのご期待に添うことができるように、これからも精進してまいります。