ポジティブ・エイジング

昨日、収穫したばかりの「キュウリ」と「ナス」をいただきました。早速、晩ご飯に美味しくいただきました。D井さま、いつもありがとうございます。
夏に採れる旬の野菜は、火照った身体やのぼせに効果的です。高温多湿な日本の夏には、「キュウリ」と「ナス」はぴったりの食材といえます。
いくら身体に良いものといっても、一つの食材ばかり採っていてはいけません。基本は「旬の食材」をバランスよく食べることです。
東洋医学会専門医 木村 容子先生の「漢方の知恵で ポジティブ・エイジング」に、食事は「何を」食べるのかは勿論ですが、「いつ」「どのくらい」食べるのかを考えることが大切だといわれています。
「ポジティブ・エイジング」とは、加齢に「アンチ(抵抗)」ではなくて、むしろ「ポジティブ(積極的)」に対応していきましょう。
そうすることで、加齢に伴う老化の速度を遅くし、またその程度を軽減し、寿命を全うできることにつながる。と、木村先生はおっしゃいます。
私たちの身体は、いろいろな「変化」による影響を受けやすい「生身」です。この「変化」に対する調整力は、加齢と伴う老化によって低下していきます。
年齢を重ねる事に、「気候」や「季節」の自然環境の変化、「職場」や「家庭」での人間関係や社会環境の変化に、速やかに対応させることが困難になってきます。
その結果として、体調の不良を訴えやすくなります。江戸時代の儒学者「貝原 益軒」は、「身体の手入れ」を毎日おこなうことへの重要性を説いています。
その一つとして、「食養生」を薦めています。「何を」、「いつ」、「どのくらい」食べるのかを考えることがあります。(続く)