足首の痛み

30代の女性が、左足首の痛みを訴えて来院されています。この方は、当院が提案する健康作りの「再構築段階」にある患者さまで、当初の主訴はクリアになっています。
左足首の痛みはおよそ1ヶ月前より始まったのですが、病歴として6~7年前に大きな捻挫をしたという経験がありました。
当初の主訴が解消された後、継続してカイロプラクティック・ケアをおこなっていると、「過去の痛みがあらわれる。」ということがしばしばみられます。
これはカイロプラクティック・ケアを受けることで、これまで経験してきた「怪我」や「習慣による影響」など、記憶されていたことがあらわれたにすぎません。
特に足首や膝などは自身の体重がかかってきますから、「神経のはたらき」が調整されて身体の使い方がよくなると、それらの反応があらわれやすい箇所でもあるといえるでしょう。
この患者さまには、アクティベータ・メソッドによるカイロプラクティック・ケアをおこない、アドバンス・ケアとして左足首周辺を入念にチェックしました。
患者さま 「どうして痛いところに先生の指があたるのですか?」
  私  「悪いところがわからないと、調整できないでしょう。」
患者さま 「わかるのですか?」
  私  「わからない先生にみてもらいたいですか?」
患者さま 「そうですよねぇ~(笑)」
と、冗談を交えて和やかな雰囲気でケアがおこなわれるのが、「にしのカイロ院」のいいところ(?)でもあります。
ケアを終えてベッドから降りて歩いていただくと、「激しい痛みが軽減して歩きやすくなった。」と、嬉しい声を聞くことができました。