暑さ対策

尋常ではない最近の暑さ。今日は「暑さ対策」のお話しです。この時期には体温調節のためにたくさんの汗をかきますから、いつも以上の水分補給が必要です。
水分といっても「ビール」や「ジュース」ではありません。糖分の多い「ビール」や「ジュース」は満腹感を強めてしまって、食欲がわかなくなりますから夏バテのもとになりかねません。
夏の水分補給は「水」が一番です。就寝中はたくさんの汗をかきますから、寝る前に「コップ一杯の水」を飲むように心がけましょう。
起床時は「コップ一杯の水」から始めて、一日のトータルとして1リットルを目安に水を飲むことをお薦めします。
外出するときにはペットボトルの「水」や水筒を持ち歩き、ノドが渇く前に「水を一口」飲んで、こまめに水分補給しましょう。
次に、旬の食材を食卓に並べることが大切です。今日は「カボチャ」をご紹介します。関西では「なんきん」と呼びます。
カボチャが日本に伝わったのは、450年ほど前で、カンボジアから入ってきたためカンボジアがなまって「カボチャ」と呼ばれるようになったといわれています。
「カボチャ」は冬至の時に食べるので、冬のイメージが強いですが、本来は夏の食材です。ビタミンのC、A、Eが豊富に含まれています。
「カボチャ」は緑黄色野菜の代表的なもので、カロチンを多く含んでいるので、粘膜を丈夫にします。その上、免疫機能を高めてくれるので、風邪の予防やガン予防の食材ともいえるでしょう。
カボチャの花を具にしたスープは熱冷ましやタン、下痢に効果的です。カボチャの種には動脈硬化を予防してくれる作用がありますので、炒って殻を割って食べるといいでしょう。
季節にあった生活を送ることが、健康への第一歩です。中でも食生活は大きなウェイトを占めています。毎日のことですから、気をつけたいものですね。