シンポジウム報告

週末、JACシンポジウムに参加させていただきました。5人の先生方の素晴らしいお話しを聞くことができました。以下は、JAC会長の中塚DCの講演の一部です。
「患者さんは、問題を抱えてオフィスに助けを求めていらっしゃいます。患者さんの訴えや情報が少なければ少ないほど、それなりの診断しかできません。
どれだけ素晴らしい知識や技術を持っていても、患者さんからの情報が少なければ、治療に限界が生じます。すなわち、カイロプラクティックの潜在能力を活かすことができなくなります。
患者さんの問題に、私たちがいかに深く関わっていくことができるのか?また、その必要性を患者さんが感じることができるのか?そこがカイロプラクターにとって非常に重要なことです。
私たちには、患者さんの寿命を帰ることできませんが、患者さんの「人生の質」を帰ることはできます。」と、中塚DCはおっしゃいました。
中塚DCは、RMIT大学の授業の中でも「患者さまとのコミュニケーション」の重要性をよく話されていました。そして、講演の最後にDr.グッドハートの言葉を紹介されました。
「見ることをできる目で見て、聞くことのできる耳で聞き、思いを尽くし労力を尽くし、心を尽くして患者のケアをする。」 
中塚先生、心に響くお話しを本当にありがとうございました。これからの臨床に生かせられるように精進していきます。