風邪

梅雨時期には、温度や湿度の変化が激して、体調を崩される方々がふえます。鼻風邪や咳が止まらないという声をよくお聞きします。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、医学的に風邪(かぜ)とは単一の疾患ではなく、「かぜ症候群」とされています。
主にウイルスの感染による上気道(鼻腔や咽頭等)の炎症性の病気で、咳嗽、咽頭痛、鼻汁、鼻づまりなど・・・と、書かれています。
「ウィルスによる病気だから、病院に行きます。」または、「カイロプラクティックは、肩こりや腰痛のために受けるもの。」とお考えの方々は多いでしょう。
カイロプラクティックが広く国民に根付いているアメリカやカナダ、そしてオーストラリアでは、「風邪をひいたので、カイロプラクティックを受けます。」と、いう声は少なくありません。
それらの国の方々は、「なぜ、カイロプラクティックを受ける必要があるのか?」と、いうことを十分に理解されているからです。
私たちの身体は、脳・神経系のはたらきで、身体外部の環境に上手く適応しようと、24時間態勢で働いてくれています。
ここに、物理的ストレス(ケガ 不良姿勢など)、化学的ストレス(薬品 偏った栄養など)、精神的ストレス(対人的 社会的など)が「神経のはたらき」に影響してきます。
そうすると、身体の筋肉は緊張しはじめますし、内臓やホルモン系そして免疫系に不具合をもたらすことになります。
「神経のはたらき」がトラブルのない状態ですと、外部から侵入してきたウィルスに対しても的確に攻撃を加えて、身を守ることができます。
しかし、「神経のはたらき」が十分でないと、ウィルスに対して身体が負けてしまって、「風邪」をひくことになってしまいます。
カイロプラクティックは病気の治療をするわけではありませんが、病気にならない身体作りのお手伝いをすることはできます。
カイロプラクティックは薬物で病状を押さえ込む対症療法とは違って、「神経のはたらき」を良くすることで、自分の「体内で作られる薬」をフル活用しようと考えています。
この「体内で作られる薬」は、必要なときに必要な量が処方されますので、まったく副作用がありません。ですから、これほど「安心できる薬」はないでしょう。
風邪をひいたときには、カイロプラクティックを受けて、「自分で治せる身体」をつくりませんか?カイロプラクティックでは、そういう方々のお手伝いをさせていただきます。