エネルギー・ブロック

数日前から、「鼻水」や「鼻づまり」を訴える患者さまが多くなり始めました。これからの季節にはよくみられることです。
カイロプラクティックは、症状に対してケアをおこなうということはありません。しかし、「鼻水」や「鼻づまり」を訴える患者さまの多くは上部頚椎といわれる首のトラブルを抱えておられることがほとんどです。
コンピュータ式サーモグラフィC-3000の検査においても、そういう症状をお持ちの患者さまの上部頚椎部分では、強い反応が見られることがほとんどです。
アクティベータ・メソッドの検査においても同様で、通常のケアに加えて「アドバンス・ケア」と特別なケアをおこないます。
通常、その場で症状は「消失」するか「やわらぐ」のですが、本日来院された患者さまは一向にその気配がみられませんでした。
この患者さまに、心身条件反射療法(以下PCRT)には、エネルギー・ブロック(以下E・B)という考え方を当てはめてみることにしました。
東洋医学的な検査方法を加えて、E・Bを探すと、「肺経」に強い反応を示しましたので、PCRTのメソッドに従ってE・Bを解放していきました。
その直後、先程まで合った「鼻水」と「鼻づまり」は解消されました。「肺経」とは西洋医学の「肺」を意味するものではありません。
「肺経」とは、身体と外界との境界線であり、呼吸の調節、水分代謝、免疫機能などの「はたらき」に関連する経絡です。
経絡での「気の流れ」が滞っている状態、すなわちエネルギー・ブロックされているところの解放で、患者さまの回復がみられたケースでした。