経絡

昨年より始めたアプライド・キネシオロジー(AK)と心身条件反射療法(PCRT)には、東洋医学の「経絡」を用いるという共通点があります。
東洋医学というと「ツボ」という言葉をよく耳にしますが、「経絡」って何でしょうね。経脈と絡脈を合わせて「経絡」といいます。
「経絡」は全身の表面を隅々まで巡って、「気」を循環させる通路を役割をしています。それぞれが関連する臓腑(ぞうふ・・・五臓六腑って聞いたことありますね)などと連結して身体のはたらきを調整しています。
それぞれの「経絡」は個別ではなく、全身で一つの「輪」になります。その上を「気」が流れて、下を「血や津液(リンパ)」が巡っているとされています。
それらの流れが滞れば病気の発生につながると考えられています。経絡が「線路」だとすると、ツボはその上の「駅」のようなものと考えるとわかりやすいですね。
AKでは「筋肉や内臓」と「経絡」を関連させてケアをおこないますし、PCRTでは「こころ・感情」と「経絡」を関連させてケアをおこなったりします。
東洋医学の「経絡」という古いものが、「新しい考え方」と「新しい治療方法」へと変化していく時代がやってきたのでしょう。