体脂肪を燃やす 3

「マフェトン理論」の3本柱の最後は、「ストレス・マネジメント」です。ストレスは。ケガや病気の引き金になると共に、競技の成績にも大きく影響を与えます。
疲やすい、眠れない、体重の増加、落ち込み、甘いものが無性に欲しくなる、風邪をひきやすい、腰痛、肩こり、膝の痛み、頭痛、性的欲求の低下、多汗、喘息、アレルギーなど、ストレスは様々な症状を引き起こします。
ストレスというと精神的なものばかり考えがちですが、「マフェトン理論」では4つのタイプに分類します。
*精神的ストレス(家庭や職場での人間関係、心配、悩みなど)
*構造的ストレス(仕事での姿勢、合わないシューズ、高すぎる枕など)
*化学的ストレス(カフェイン、アルコール、糖質の過多、栄養のアンバランスなど)
*気候的ストレス(極度の暑さや寒さ、高過ぎるまたは低すぎる湿度、気圧変化など)
以上のことからも、私たちは常にストレスにさらされています。それでもすぐに悪影響が出ないのは、副腎がストレス二対して頑張ってくれているからです。
副腎は抗ストレスホルモンを分泌して、ストレスから心身を守る働きがあります。しかし、ストレスにさらされることが慢性化すると、このホルモンの分泌も過剰になります。
すると、免疫機能が低下し、身体の防衛機能が低下していきます。すると、極度の疲労感や、膝・足腰などに繰り返し起こる障害が現れるようになります。
精神的にも大きな落ち込み、物事に対して否定的に考えるようにもなってきます。どんなことでも過ぎると良くないです。トレーニングもほどほどにして下さい。
「マフェトン理論」について、もっと詳しくお知りになりたい方は、中塚 裕文DC監修の「体脂肪を燃やすカタダになる! 新・実践マフェトン理論」をご覧下さい。