ショウガとニンニク

今日も「免疫力を高める食べ物・食べ方」について、安保先生の「自分ですぐできる免疫革命」からご紹介させていただきます。

ショウガには利尿作用があって、ショウガ砂糖湯を飲むとすぐにおしっこにいきたくなります。それは副交感神経を刺激するからです。
ショウガ、唐辛子、ワサビなどは「薬味」といわれるように、本来は薬で、少量摂って副交感反射を誘発するものです。
つまり、少量であれば免疫力を高める作用があります。少量で薬の効果があるのであって、摂りすぎるとかえって身体に悪いのです。
(中略)少量で薬としての効果があるものだからこそ、「薬味」といわれるわけです。そういう点では「酢」や「ポリフェノール」も同様です。
(中略)ニンニクもショウガと同じように「薬味」ですから、少量摂る分には血流が良くなって手足がポカポカします。しかし、摂りすぎると興奮して夜眠れなくなってしまいます。
ニンニクの仲間でタマネギも血液サラサラ効果があるといわれていますが、火を入れればそうでもないのですが、生で摂りすぎると興奮してしまいます。

「これは身体に良い。」と、聞きますと、それだけを大量に摂ろうとしてしまいがちです。それでは副交感神経を刺激するどころか、交感神経を刺激してしまって、ストレスを作り出すことになって逆効果なのです。「薬味」の摂りすぎは作用が逆転してしまいますので、ご注意下さい。