首と肩のコリ

50代女性が、首と肩のコリを訴えて来院されました。詳しくお話を伺うと、首を動かしたときに首から肩にかけて痛みも伴うとのこと。そして両手のしびれがあるようです。
これらの症状は8月頃より現れて、整形外科の診察では「首の骨に棘(トゲ)ができて、それが神経にあたっている。」とのことでした。
これは整形外科の診断でよくみられる「頚椎症」といわれるもので、加齢と共に現れる症状だといわれています。
当院でおこなった整形外科的検査と神経学的検査では、特に異常はみられませんでした。しかし、首を動かすと痛みがあり、周りの筋肉はパンパンに張っています。
アクティベータ・メソッドでベーシック・ケアを進めていくと、上部胸椎をケアした時点で筋肉の緊張がほぐれて首の動き方も改善しました。
一通りのケアを終えて「いかがですか?」と尋ねると、「痛みは残っているが、動く範囲が大きくなった・」とのことでした。
20分の休息後、「手のしびれがなくなった。」と、たいへん驚いたご様子でした。ケア後のC-3000サーモグラフィ検査でもストレート・ラインが現れて良好でした。