「薬は治る速さを助けたり、治りやすい環境を作ったりすることができるが、身体自身を治す薬はない。その人の持つ先天的治癒力が、身体を治すのだ。」と、私の尊敬する塩川DCはおっしゃいました。また次のようにおっしゃいました。
「人間の内にあるこの力は悪いところだけを治し、決して正常なところは痛めない。しかし、人間の教育された知能(知識)によって作られた薬は正常なところを痛めてしまう。」
カイロプラクティックは「神経のはたらき」を改善させて、自分の「体内で作られる薬」を活用しようと考えています。この「体内で作られる薬」は、必要なときに必要な量が処方されますので、まったく副作用がありません。
先日の「ムチウチの後」の患者さまは、約2週間の初期集中ケア段階をクリアされて、当初の頭痛と吐き気は治まり職場に復帰されました。あのまま鎮痛剤と硬くなった筋肉を柔らかくする薬を使い続けていると、どうなっておられたのでしょうね。
患者さまによっては薬が必要な場合もあるでしょうが、必要ではない薬も多いのではないでしょうか?これからはあのつらい症状がぶり返さないように、リハビリ的ケア段階に入っていきます。