サーモグラフィ

客観的に評価をおこなうために使用している「C-3000サーモグラフィ」は、もともと上部頚椎のテクニックに開発されたものですが、全脊柱をケアするさまざまなカイロプラクティック・テクニックにも適応しています。
臨床的に分析していくと、「頭痛が出やすいなぁ。」や「骨盤からの影響が強い腰痛だなぁ」など、ラインの形と症状に一定の法則が表れます。ガンステッド・テクニックでケアしていた頃には、この「C-3000サーモグラフィ」の結果だけで評価していました。
現在、アクティベータ・メソッドで評価すると、この「C-3000サーモグラフィ」も原因ではなく「結果をみている」と、いうことがわかります。アクティベータ・メソッドのアイソレーション・テストで反応する箇所をアジャストすると、「C-3000サーモグラフィ」で反応していた部位は反応しなくなることが多いのです。
しかし、「C-3000サーモグラフィ」で原因を特定できないとしても、カイロプラクティック・ケアを客観的に評価をするには、これほど優れた機器はありません。当院では、ケアの前後で得られたデータをもとにして、カイロプラクティック・マネジメントに活用しています。