胃もたれ

50代女性。当初、偏頭痛と腰の痛みを訴えておられましたが、現在はそれらの症状もなくとのことでした。それら経過の中で、「胃もたれ」について話されるようになりました。10年ほどの間、病院で処方される薬を、飲み続けているということです。
サーモグラフィとアイソレーションテストでは、T4/5とT8/9で毎回反応を示します。ケア中の会話で、「昔に飼っていたワンコが亡くなって以来、胃もたれが続いている。」とのこと。感情と身体の関係についてお話しをすると、興味を示されました。
心身条件反射療法のメソッドに従ってストレスを特定していくと、対人関係→家族→ワンコと反応していきます。ペットのいないご家庭では理解でしがたいことでしょうが、飼い主にとってペットは家族であり、人間の子供と同じなのです。今回が初めての試みでしたので、あまり深いところまでは掘り下げないで、アジャストを終えました。
感情の問題は、カイロプラクティックだけでは解決できないことを実感した症例でした。これからの経過が楽しみです。