症例報告

一般事務職の25歳女性、数年にわたってメンテナンスに来院されている。当初、強い肩こりと腰痛を訴えて来院されていたが、今はその症状もなくなっている。1ヶ月前の来院では、強い胃痛と胃もたれを訴えて来院。薬局で胃薬を購入し、毎日服用しているとのこと。
コンピュータによる皮膚温度差分析には、胃に関わるような部位に大きなトラブルはみられなかった。アクティベータのメソッドに則り、ベーシックを終了した。上部~中部胸椎部位でのアイソレーションテストも反応しない。患者さまから同意を得て、心身条件反射テクニックを使った。
人間関係→会社内→ある特定の人物と反応を示した。心身条件反射のメソッドにのっとって、刺激を与えると反応が消失していった。胃痛と気持ちが楽になったとのことであった。
そして、1ヶ月ぶりに来院されて、「前回のケアの翌日より、胃痛と胃もたれが全くなくなりました。自分自身で何のストレスなのかがわかって、すっきりしました。」とのこと。
精神的ストレスが身体に影響することは、以前より医学界でも指摘されていたことですが、それを扱うことのできる「心身条件反射療法」に期待したいと考えています。