カイロプラクティック・ケアの目的

カイロプラクティックというと、「ズレた骨」や「歪んだ骨盤」を「ボキボキ」と「音を鳴らして」もとに戻すことだ。と、思われる方が多いのではないでしょうか?そのために、カイロプラクティックと整体を混同されてしまうようです。実際に、養成学校や自身でカイロプラクティックと名乗っていても、その違いがわからないという方々をたくさんみかけます。

整体とカイロプラクティックの違い
・整体とは、身体全体の骨格の関節の歪み・ズレ(亜脱臼)の矯正と、骨格筋の調整などを目的としています。
カイロプラクティックとは、「神経のはたらき」を正常にし、身体の内と外との調和を正常に維持させることで、心身ともに健康へ導くことを目的にしています。

いかがでしょうか?その違いをご理解いただけましたでしょうか?確かに、古典的なカイロプラクティックには、「ズレた骨」や「歪んだ骨盤」という考え方があります。以前のカイロプラクティックは、首・背中や骨盤に強い衝撃を加えて、「ボキボキ」させる方法が主流でした。このことが「カイロプラクティック=整体」の混乱を招いたようです。
病院でおこなわれてる腹腔鏡手術は、患者さまの負担を小さくして回復を早めるようにしています。現代医学が日々進歩しているのと同じように、現代カイロプラクティックの進歩も目覚ましいものです。アクティベータ器の開発によって、ケア時の「強い衝撃」と「ボキボキ音」から解放され、ケアを受けておられる最中に眠ってしまわれる方もいらっしゃいます。
カイロプラクティックの目的は、「ズレた骨」や「歪んだ骨盤」をもとに戻すことではなく、「神経のはたらきを正常にすること」です。その目的のためには、患者さまに無理のない方法でケアすることが最適だと考えています。